ドローン活用事例紹介!ドローン緑肥播種試験
ドローンでの種子散布により緑肥播種の省力化を図るとともに、
均一性の向上を目的として実施しました。
日付・場所
2023年10月 静岡県周智郡
対象作物
ヘアリーベッチ
使用機体
DJI AGRAS T10
散布設定
10a×2 計10kg散布(10a当たり5kg散布)
シャッター開度25.0%、回転数600rev/min、速度15km/h
試験結果
散布時間は10a当たり2分弱となり、省力化へ充分貢献できると考えられます。
散布から約1か月後に様子を見ると、全体的に生え始めているのが確認できました。
しかし4か月後に様子を見ると縁側は成長していますが、
内側は茶色くなっており生育ムラが見られました。
3月の時点でその傾向は変わりません。
圃場の排水不良が原因と思われますが、確証がないため、
経過観察を続けるとともに来年度以降も試験を行い、
引き続き緑肥播種におけるドローンの有用性について検証していきます。