夏季のドローンバッテリー使用の注意点と対策
バッテリーの取扱いを誤ると破損や急激な劣化だけでなく、重大な事故を引き起こす可能性があります。
バッテリーを安全・長期的に使用するために、以下の内容について順守していただくようお願いいたします。
①使用前点検
使用前にバッテリーに膨張や損傷、液漏れがないか確認してください。内部の電解液には高い腐食性があるので、漏れている場合は決して触れないようにしてください。異常が見られるバッテリーは使用せず、イノチオ担当者にご連絡ください。
②温度について
バッテリーの使用可能な温度は45℃までです。50℃を超えるような環境下ではバッテリーが膨張し破損するだけでなく発火や爆発につながる危険があります。使用時以外は風通しの良い日陰やエアコンの効いた車内などで保管してください。使用後は熱を持っているので、外気温程度まで冷めてから充電等行ってください。気温が上がる密閉空間には決して放置しないでください。
また、MG-1のバッテリーは低温に弱く、バッテリーの温度が20℃を下回っていると残量が残っていても低電圧により緊急着陸することがあります。早朝など気温が低い時はバッテリーを温め、20℃以上であることを確認して使用してください。
③着脱について
バッテリーの着脱を行う際は必ずバッテリーの電源が切れていることを確認してください。電源が入ったまま着脱を繰り返すと電源ポートが破損する恐れがあります。
④充電について
MG-1、T20の充電器を使用してバッテリーを充電する際は、作業中でない限り低速で行ってください。急速充電を繰り返すと劣化が早まります。充電器の電源を入れると自動的に急速充電(QUICK CHARGE)が始まるので、「MODE」ボタンを押して低速充電(SLOW CHARGE)に切り替えてください。充電が完了したら速やかに充電器から取り外してください。