近年、猛暑と高所作業の危険性からドローンによる遮光剤散布の需要が高まってきています。そこで、遮光剤の請負散布の事業化に向けて実証試験を行いました。

日時・場所

2024年7月下旬 弊社所有ハウス(800坪4連棟)

使用機体

DJI AGRAS T30

使用資材

Q3ホワイト

散布設定

希釈倍率4~5倍
800坪に対し希釈液360ℓを20フライトで散布

散布方法

自動飛行による散布(事前に空撮し飛行ルートを作成)
噴霧ノズルを外して滴下散布

結果

総散布時間(飛行時間)は1時間半ほどでしたが、バッテリーの充電やその他の準備に時間を要す結果となり、およそ5時間で全ての作業が終了しました。
散布ムラはほとんど見られず、ハウスの管理者からも好評でした。
散布後の室内温度は、散布前と比べ5℃程度低くなっており、遮光効果はしっかり出ているようです。
今後は別機種による散布精度の検証や作業効率を上げるよう改善していく必要がありますので、更に実証試験を重ねて事業化に向けて取り組んでいきます。

本件に関するご質問がありましたら、イノチオプラントケア・ドローン課までお気軽にお問合せください。

関連ページ

農業用ドローン導入サポート
農業用無人車R150
企業様向けドローンビジネス