りんごの蜜ってなに?

りんごの美味しさをはかる基準とされる蜜ですが、その成分が何なのか知っていますか?
※蜜は品種により入り方が異なり、全く蜜の入らない品種もあります。

りんごやナシ等のバラ科植物では、葉で光合成によりつくりだされた糖質が
酵素の働きによってソルビトール(糖とアルコールがくっついた物質)に変化し、
果実に貯蔵され多くはショ糖へ変換・蓄積されます。
その後、果実の成熟が進むと細胞内に糖が飽和した状態になり
ソルビトールを糖に変換する酵素の働きは低下するため、
葉から送られるソルビトールはショ糖へ変換・蓄積されにくくなり
そのままの形で細胞内を水浸状に埋めていきます。これが、蜜となります。
(農水省HPより引用)

つまり蜜が入っているりんごは熟しており、美味しいりんごといえるでしょう。
蜜入りのりんごは、消費者からのニーズも高いのです。

りんごの蜜入り判定とは?

熟練のりんご生産者は長年の経験から、見るだけで蜜入りの有無を判断できるそうです。
しかしその判別方法は個人の経験と主観によるもので、確実ではありません。

切ってしまえば蜜入りが確認できますが、そうすると商品として売れない・・・
切らずに、確実に、蜜入りを判定する方法がないのか、
生産者のかねてからの悩みとなっていました。

そこで登場したのが、蜜入りを光の色で感知・判別する蜜検知機。
今回は、みのる産業株式会社の「蜜の調べ」をご紹介します。

蜜検知機の上にりんごを置くだけで蜜の有無を目視できる優れものです。

りんごをのせると重量でライトが自動点灯し、
蜜入りの場合はりんごに光が通り全体が明るく見えます。

「蜜の調べ」の特徴

LED電球を使用しており、リンゴへの影響が少ないほか、電球寿命が長いのが特徴です。
スイッチはりんごの重量でON/OFFするため、作業が容易です。
また、過熱防止の温度ヒューズを内蔵しています。

「蜜の調べ」の仕様は下記の通りです。


詳しくはイノチオプラントケア営業担当までお問い合わせください。
フォームからのお問い合わせはこちらへお気軽にどうぞ!