散布シーズン中の機体管理について

農薬散布を行うと機体に農薬や塵などの汚れが付着します。そのまま使用し続けると機体に悪影響を及ぼしますので、以下の項目に関しては散布後、その日のうちに対応をお願いいたします。

①プロペラの掃除

プロペラに汚れが固着すると、浮力が低下します。そのまま使用しているとモーターに過度な負荷がかかり、モーターやバッテリーの劣化を早めてしまいます。裏側と先端に汚れが多く付着するので、しっかりと水拭きをしてください。

②障害物レーダーの掃除

障害物レーダーに汚れが固着すると、誤認識を起こし機体の挙動に影響を及ぼす可能性がありますので、しっかりと水拭きをしてください。

③ノズルの掃除

ノズル内で農薬が固まると、噴霧口が塞がり噴霧量や散布幅が制限されます。散布終了後すぐに真水を通して薬液を排出した後、ノズルを外し各パーツをブラシと流水で洗ってください。休憩等で時間を空ける場合も真水で薬液を排出してください。

タンク内の掃除

タンク内に農薬が残ったままにしていると、沈殿物が詰まりの原因になったり、違う農薬と混ざってしまう可能性があります。散布後や農薬を切り替える際はブラシと流水でタンクの内側、フィルターをしっかり洗ってください。