ハダニ類は、さまざまな植物に発生する害虫で、葉の裏に寄生し植物の体液を吸って弱らせます。
高温・乾燥を好み、活動が活発になるのは梅雨明けから秋にかけてです。
ハダニ類の被害を最小限に抑えるためにオススメの薬剤をご紹介します。

ダニオーテ®フロアブルの紹介

ダニオーテ®フロアブルは、アシノナピルを有効成分とする新規の殺ダニ剤です。

● ダニオーテ ®フロアブルの特長

・新規の作用機構を有する殺ダニ剤で既存剤に対して感受性の低下したハダニ類に優れた効果を示します。
・各種ハダニ類の全ステージに活性を示します。
・気温による効果変動が小さく、安定して高い効果を示しま®。
・天敵・有用昆虫に対する影響が少ない薬剤です。
・作物に対する安全性が高い薬剤です。

● 銅剤との混用・近接散布についての注意点

防除効果が低下する恐れがあるため、銅剤との混用ができません。
銅剤散布10日以前にご使用ください。銅剤を散布した後は本剤の散布をさけてください。

フーモンの紹介

1,000倍の高希釈倍率でも確かな効果。
野菜類のハダニ類、アブラムシ類、コナジラミ類、うどんこ病を効果的に防除する気門封鎖剤です。
果樹類のハダニ類対策としてもご利用いただけます。
また、展着剤(殺虫剤、殺菌剤用)として使用できます。

● フーモンの特長

・1,000倍の高希釈倍率で野菜類やりんご・かんきつに使用できます。
・アブラムシ類、ハダニ類、コナジラミ類、うどんこ病を同時に防除します。
・有効成分がすばやく害虫を包囲し気門封鎖で窒息死させます。
・収穫前日まで何回でも使用できます。
・殺虫剤、殺菌剤用展着剤として使用できます(使用方法にご注意ください)。

● フーモンの上手な使い方

・フーモンは物理的に対象害虫の気門を封鎖する剤ですので、薬剤散布液が対象の害虫に十分にかかるようにムラなく葉裏まで丁寧に散布してください。
・対象害虫の密度が上がる前に散布してください。発生が多い場合には、散布間隔を短くして散布してください。
・薬剤抵抗性発現を避けるために、対象害虫の密度を下げるローテーション剤としてもお使いいただけます。
・展着剤は加用しないでください。

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