水稲の課題解決にぴったりの土壌改良材3選
良質な土づくりのために
作物の栽培に適した土にするために土壌改良材は欠かせません。
土壌改良材とは
土壌改良材とは、植物の栽培に資するため、土壌の性質に変化をもたらすことを目的に土地に施される資材などを指します。いうなれば、土のサプリメントのようなものです。
そのため、効能は資材によってさまざまで、その土地や気候、栽培する作物など目的に合ったものを選択をすることがポイントとなります。
今回は特に、水稲における課題解決におすすめの土壌改良材3品をご紹介いたします。
おすすめの土壌改良材3選
米の品質向上と増収環境作りに「トヨスターF」
秋落ち軽減、倒伏軽減、千粒重増加と品質栄養価の向上におすすめの含鉄土づくり肥料です。
トヨスターFの特長
・含鉄資材ですが、けい酸、苦土・カルシウムその他微量要素もバランス良く含有しております。
・特殊加工により、極めて細かく微粉砕してあるので作物への吸収率が非常に高いです。
・飛散せず動散による機械散布が可能です。
鉄の効果
・根に有害な硫化水素の発生軽減に効果があります。
・根の表面に酸化鉄の被膜をつくり、根ぐされの発生を軽減します。
・植物の細胞増殖と葉緑素をつくるのに関与し、特に発根伸長を促します。
・酸素の運搬、呼吸作用維持に欠くことのできない養分であり、特に上葉からの黄化軽減の効果が大きいです。
トヨスターFの施用量
※上記は標準施用量ですので、作物・天候・土壌条件等により加減してください。
微量要素入り土作り肥料「パワーグリーン」
パワーグリーンの特長
・各種作物の発根・初期生育を促進し稔実不良などの軽減に役立ちます。
・葉菜類の生育不振や果菜類の生理落果の軽減が期待できます。
・根菜類や球根類では地下部の肥大促進に効果的です。
・果樹類では、異常落葉や晩腐症の軽減などにも役立ちます。
・不足しがちのマンガンの補給にもおすすめです。
マンガンの効果
マンガンは作物の葉緑素の合成に関わり、葉緑素の質と量を高める効果が期待できます。
各種作物の生育の健全化を図ります。
パワーグリーンの施用量(袋数/10a)
総合土づくり肥料「ひとふりA」
ひとふりAの特長
・りん酸・けい酸・鉄が一度にまけます。
・品質向上、倒伏軽減、収量増加に役立ちます。
マンガン・鉄の効果
マンガンは苦土と一緒に葉の光合成活動を助けます。
また、ビタミンCを作る働きもあります。
老朽化水田土壌では、作土中のマンガンや鉄が溶脱・不足し根腐れや秋落ちが発生しやすくなり、ゴマ葉枯れ病を発生する事もあります。
マンガンや鉄の効果でこれらの発生を軽減することが期待できます。
ひとふりAの施用量(10aあたり)
※上記は標準施肥量ですので、作物・天候・土壌条件等により加減してください。
もっと詳しく
「土づくり」について動画で詳しくご紹介しています。
是非ご視聴ください。
詳しくはイノチオプラントケア営業担当までお問い合わせください。
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