果樹の天敵!カイガラムシの効果的な防除とは?

カイガラムシとは
カイガラムシは果樹・庭木・花木など多くの植物に発生する吸汁性害虫です。
枝や茎、葉などに寄生します。
カイガラムシの被害
カイガラムシの種類は多種多様で、被害は直接的な被害と間接的な被害があります。
✅直接的な被害…
吸汁により生育に悪影響を及ぼす。発生量が多いと枝枯れ症状を起こすこともある。
✅間接的な被害…
カイガラムシの排泄物を栄養源にして、葉や果実にすす病が発生します。
光合成が妨げられることによる生育の悪化、汚れによる商品価値を低下を引き起こします。
カイガラムシの種類
作物ごとに、被害をもたらすカイガラムシの種類があります。

ウメシロカイガラムシ…
さくらんぼやモモなど。樹勢の低下が主な被害。

ナシマルカイガラムシ…
りんごや梨など。果実への被害も見られる。
ウメシロカイガラムシの防除
年3回の防除タイミングがあります。
□ 1回目
散布時期:3月下旬(休眠期)
オススメの農薬:アプロードフロアブル、トモノールSの混用散布
□ 2回目
散布時期:5月下旬
オススメの農薬:トランスフォームフロアブル
□ 3回目
散布時期:8月上旬
オススメの農薬:アプロードフロアブル・コルト顆粒水和剤
※農薬の使用に関して、倍率・収穫前日数等の登録内容を十分にご確認の上ご使用ください。
動画で詳しく!
カイガラムシの防除について動画でも詳しく説明しています。ぜひご覧ください。
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