かんきつ防除向け 自動航行ドローンシェアリング事業始動
イノチオプラントケア株式会社(本社:愛知県豊橋市若松町/代表取締役社長:村上昭一 以下、イノチオプラントケア)は、かんきつ類の防除を対象に、十分な防除効果と安全な運航が可能な、大型でかつ自動航行をプログラムされたドローンをワンストップで提供するシェアリングサービスを始動します。このサービスは、産地をまたいだ生産性向上と様々なリスクを解決することを目的にしたドローン普及拡大プロジェクトです。
また、この事業は、農林水産省の「農業支援サービス事業体ビジネス確立支援」に採択されており、今後、スマート農業の早急な普及に向け一翼を担うべく邁進してまいります。
みかん防除作業の現状とドローン防除が進んでいない背景、両課題を解決
みかんの防除作業は、果樹栽培農家の減少、高齢化による労働力不足、中山間地が多いために進まない集約化、防除作業自体の被ばくリスクや酷暑化の作業等、多くの課題があげられます。一方で、ドローンによる防除作業も、導入費が高額であり、操作に不安を抱える農家の方は、ドローン導入に踏み切ることができない、という現状もあります。双方の課題を解決すべく、イノチオプラントケアが、機体の手配、ライセンス免許取得、メンテナンス、自動航行プログラムの設定まで請け負い、お客様に安心して利用していただける事業モデルを確立しました。
令和6年冬より、説明会とシェアリング希望者の募集を始めます。
イノチオプラントケアが進めるシェアリング事業の仕組み
予めイノチオプラントケアが、ドローン散布に必要な測量、航路設定、散布準備まで済ませたドローンを提供、お客さまはライセンスを取得すれば、自動散布のため難しい操作は必要なく、安心・安全に利用することができます。
展開エリア
豊橋を拠点とし、愛知県三河地域、知多地域、静岡県西部地域のみかん栽培エリアにて展開予定です。
今後のスケジュールについて
令和6年度秋冬 シェアリング希望者の募集、実証試験結果説明会・シェアリング事業説明会の開催
令和6年度冬 利用者向けライセンス講習
令和7年度春 ドローン4機体制でシェアリング事業スタート
*スケジュールは現時点での予定です。準備状況により前後する場合がございます。
イノチグループ概要
代 表 者:代表取締役 石黒 功
設 立:1909 年
本 社:愛知県豊橋市向草間町字北新切95
グループ会社数:17 社
従 業 員 数:926 人
イノチオグループは、農業用施設、栽培システム、農薬・肥料、花卉品種の開発・販売や営農サポートなど、農業現場の課題と向き合い、農業を志すすべての人をトータルにサポートする農業総合支援企業です。
データやスマート技術を積極的に活用し、農業が将来にわたり持続可能であること、関わる人々が幸せに暮らせる社会を目指しています。
本件に関する問い合わせ先
イノチオプラントケア株式会社 担当:事業企画部 阿部 亮
愛知県豊橋市若松町字若松146 TEL:0532-25-5727 Mail:ryo.abe@inochio-plantcare.co.jp